2018年1月8日月曜日

ローマの休日 Roman Holiday


ローマの休日
PreservasionとRepairmentが大事だって、DVDの中で言及された。
30年から50年の作品はpreservationが重要で、50年以上経った作品はrepairmentが重要だって。

これだけすごい作品が後世に残っていくことをここにお祈りします。

さてさて、温故はすごく重要で貴重だ。それを常に忘れずにするべきだ。
僕らは巨人の肩に乗っているのだから。
実際にそれをするのは、その人達に任せた方が良い訳で、僕らは僕らの時代を作っていかなければいけない。僕等にしか知識の共有ができないクリエイティブな世界を作成していかなければいけないし、現在の芸術を評価することができる人は、僕ら以外には存在しない。
ということは、数多くある作品を吟味して一つ一つをできる限り評価しないといけない。
評価を受けていない作品が多く出回り、珠玉が検出されやすくなった代わりに、珠玉の紛い品が数多く出回るようになったから、本当の珠玉をきちんとpreservatedしていかなければいけないんだ。

ローマの休日は僕が大好きなオードリー・ヘプバーンAudery Hepburnの出演。これで、僕は、三つ彼女の出演した有名作品を鑑賞したことになる。
"ローマの休日"
"パリの恋人"
"ティファニーで朝食を"

他にも見ておきたい作品が多いが、生きている間に見ることができるんだろうか。
"シャレード"、"麗しのサブリナ"、"マイ・フェア・レディー"、"戦争と平和"
買っちゃいたくなるよ。素敵すぎて。まぁ、全部DVD化してるから、急いで買わないと手に入らなくなるということはなさそうだ。ゆっくり落ち着くことにしよう。

ローマの休日は、1953年に製作された。ウィリアム・ワイラーが監督。
イタリアのローマを訪問した某国の王女と、新聞記者の24時間の恋が描かれている。
某国の王女、Ann、ちょっと、無防備すぎる!とドキドキする始めの酔いつぶれたシーンから。
お酒かと思ったけど、Wikipediaを閲覧すると、その前の鎮静剤のせいでうとうとしていただけらしい。
ブラッドレーは初めは親切心で部屋に入れた。
Annが王女だとわかった後は、スクープのネタにしようと写真と内容を聞き出そうとする。そのためにローマを観光する。
そのうち、ブラッドレーとAnnの間柄はどんどん親密になる。
表情でAnnが恋してきているとわかる。言葉はない。愛を語ることはない。
ブラッドレーがものすごく紳士だ。アメリカ人のくせに。イタリア人かと初めは考えていたけれど、その口数の少ないところ、もちろん、彼女を楽しませることは話すが。
何より、僕もブラッドレーを見習わなければいけない。少し高い声。楽しそうな表情。少し危ないところ。なんと楽しそうにブラッドレーも過ごすんだろう。
ヘプバーンは可愛すぎて、本当にただのショートカットフェチなんだけど、可愛すぎて、僕は彼女に見惚れてしまっていた。

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